八ヶ岳 雨池(雪山登山/スノーシュー)
冬の雨池の魅力
雨池は北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅から縞枯山荘方面に向かい、雨池峠から下って大石川林道を進んだ先にあります。雪や雨によって水量が変わるため、無積雪期には満水の時もあれば水が全くなく干上がっている時もあったりとさまざまな姿を見せる池ですが、冬の時期は一面の雪原となります。
雪のない時期はどこかのついでに寄りがちな雨池ですが、冬は雨池だけを目的に行ってみたくなるのが不思議です。 樹林帯を抜けると突然大きな池(雪原)が目の前に広がりますが、それを見た時の感動が一番の魅了ではないかと思います。
おすすめコース
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅・・(ロープウェイ)・・山頂駅・・(0'20)・・雨池峠・・(1'10)・・雨池・・(1'20)・・雨池峠・・(0'20)・・
山頂駅・・(ロープウェイ)・・山麓駅
(コースタイム 3'10)
ロープウェイ山頂駅から雨池峠まで直接向かうルートはありますが、時間があればぜひ坪庭を経由してみてはいかがでしょうか。
【注意点】
- 雨池峠からは行きは下り、帰りは登りになります。
- アイゼンを使用する雪山登山、スノーシューどちらも可能ですが、降雪直後のトレースがない時や雪がふかふかの時はスノーシューの方が楽です。
冬の雨池コースの様子
せっかくなので坪庭経由でいきましょう。坪庭から見た縞枯山。
縞枯山荘から雨池峠の間に広がる草原。冬は雪で覆われます。
雨池峠からの下り。雪がたっぷりついた木々の間を歩きます。
少し開けるところもあり、天気がよい日には浅間山が見えます。
林道に出ました。しばらく高低差のない林道を進みます。
樹林帯を抜けると突然視界が開けます。
この時期の雨池は広い雪原となっています。雪のない時とは違った雰囲気をお楽しみください。
(参考)雪がない時の雨池です。