仙丈ヶ岳 (南アルプス)
仙丈ヶ岳の魅力
仙丈ヶ岳(3,033m)はそのなだらかな山容から南アルプスの女王と呼ばれています。山頂付近には小仙丈カール、藪沢カール、大仙丈沢カールという三つのカールがあるのが特徴です。
なだらかで大きな山ゆえ、一つの山ながら稜線を縦走しているかのような気分になります。
おすすめコース
北沢峠・・(0'10)・・太平山荘・・(2'30)・・馬の背ヒュッテ・・(1'30)・・仙丈ヶ岳・・(0'40)・・小仙丈ヶ岳・・(2'00)・・北沢峠
(コースタイム 6'50)
北沢峠から往復するのが最も一般的なコースですが、上記コースのように登りと下りで別のルートとするとより楽しめます。ただ7時間近くの長い行程ですので、朝一番に北沢峠に到着するバスで来てそのまま登るか、 前日に北沢峠付近に宿泊して朝早く出発することをおすすめします。日程に余裕があれば甲斐駒ヶ岳とセットで登るのがおすすめです。
途中に馬の背ヒュッテ、仙丈小屋という山小屋もあるので、山小屋で宿泊して二日間の行程にするとゆっくり登山を楽しむことができます。体力や北沢峠に到着する時間などに合わせていくつかの行程を組むことができるのもよいところです。
北沢峠へは長野県側の戸台から北沢峠へ入るか、山梨県側の芦安から広河原へ、そこでバスを乗り継ぎ北沢峠に入る2通りのアプローチ方法があります。
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仙丈ヶ岳コース紹介
気持ちのよい樹林帯をしばらく登ります。樹林帯下にはコケがきれいで樹林帯の道もたいくつしません。
薮沢に出ました。ここで沢を渡ります。
こんな滝もあります。
馬の背の稜線に出ると仙丈ヶ岳の山頂、仙丈小屋、薮沢カールが見えてきます。
仙丈小屋付近。このまわりを囲まれたようなカール地形が心地いいです。仙丈ヶ岳はあとひと登りです。
仙丈ヶ岳の山頂。
小仙丈ヶ岳へ向かう稜線。気持ちのよい稜線歩きが楽しめます。
仙丈ヶ岳から下ってくる稜線とその左側に広がる小仙丈カール。
小仙丈ヶ岳から少し下ると樹林帯に入ります。