編笠山(八ヶ岳)
編笠山の魅力
編笠山(2,524m)は八ヶ岳の最南端に位置し、編み笠のようなきれいな形をしています。
岩がゴロゴロした山頂は広く、休憩したりお弁当を食べたりするには最適です。岩が露出した権現岳が間近に迫り、その後ろには赤岳、阿弥陀岳が見えます。また八ヶ岳最南端だけあって南アルプスの眺めは格別です。
山頂付近なきれいな形もさることながら、裾野がなだらかに広がっているのが特徴です。これは編笠山山頂から見るよりも北八ヶ岳の山や入笠山、守屋山といった山から見る方がよくわかります。
青年小屋付近から見た編笠山。
おすすめコース
ここでは日帰りで観音平から往復するコースをご紹介します。
観音平・・(2'00)・・押手川・・(1'30)・・編笠山・・(0'20)・・青年小屋・・(巻道 1'00)・・押手川・・(1'30)・・観音平
(コースタイム 6'20)
多くの方が観音平からの日帰りですが、富士見高原スキー場から編笠山、西岳とまわるコースが変化がありおすすめです。やや長いコースですので青年小屋で泊り2日の行程にすると、のんびりそれぞれの山を楽しむことができます。
観音平へは公共の交通機関はありません。車を利用するか、小淵沢駅からタクシーを利用される方が多いです。
編笠山コース紹介
観音平付近。
山頂へ登る道と巻道の分岐となる押手川。休憩するのによいところです。
編笠山山頂からの南アルプスの眺め。八ヶ岳の最南端に位置するだけあって南アルプスが近く、大きく見えます。
富士山もよく見えます。
権現岳、赤岳、阿弥陀岳が間近に見ることができます。
紅葉の頃にはきれいな色に染まった山肌を見ることができます。
最北端の蓼科山まで見渡すことができます。
編笠山から見る西岳。西岳も編笠山によく似てきれいな形をしています。