入笠山 (八ヶ岳周辺の山)
冬の入笠山はこちら入笠山の魅力
入笠山は南アルプス前衛に位置し、甲斐駒ヶ岳から守屋山に続く山並みにある1,955mの山です。富士見パノラマリゾートスキー場のゴンドラが山頂付近まで運行されコースも整備されており、初心者の方でも気軽に登山・トレッキングを楽しむことができるYATSUトレッククラブおすすめの山です。
富士見パララマリゾートの山頂駅は標高1780m。ここまでゴンドラで上がるため、実際の入笠山への標高差は200m弱になります。お子様やご年配の方でも安心して楽しむことができます。
山頂からは360度の大展望が広がり、八ヶ岳はもちろん、南アルプス、中央アルプスから北アルプス、富士山まで見渡すことができます。手軽に登ることができる展望の山としてかなりおすすめできます。
また、山頂付近には入笠湿原、大阿原湿原があります。入笠湿原は国内でも最南端にある高層湿原で、入笠山の周辺では150種もの山野草を見ることができ季節の花を楽しめます。なかでも100万株といわれる自生のスズランが有名です。
おすすめコース
富士見パノラマリゾート・・(ゴンドラ)・・山頂駅・・(0'20)・・入笠湿原・・(1'00)・・入笠山・・(0'50)・・入笠湿原・・(0'20)・・山頂駅・・
・・(ゴンドラ)・・富士見パノラマリゾート
(コースタイム 2'30)
富士見パノラマリゾートのゴンドラを利用する基本となるコースです。コースタイムは短めですので、じっくり花を見るとか、山頂でのんびりするなどゆっくり楽しんでください。
もう少し歩いてみたいという方は、沢入登山口から登るコースもあります。沢入登山口から1時間ほど登ると入笠湿原に出ます。
また、入笠山に登った後、大阿原湿原まで足をのばしてみてもよいかと思います。
車で大阿原湿原や御所平まで入ることもできますが、マイカー規制されている日があります。富士見町が発表しているマイカー規制の案内を事前にご確認ください。
入笠山コース紹介
入笠湿原。季節によっていろいろな花を見ることができます。とりわけ100万株ともいわれるズズランの群生が有名です。
花が一面広がる入笠湿原。
夏にはお花畑となる旧スキー場の斜面。
アサギマダラ。入笠山は蝶が多いことでも有名。他にクジャクチョウやヒョウモンチョウなどよく見られます。
広い入笠山の山頂。休日には多くの人でにぎわいます。
入笠山山頂から眺める八ヶ岳。
大阿原湿原は訪れる人も少なく、静かな散策が楽しめます。
入笠山で見られる花
入笠山は花の宝庫です。4月末のザゼンソウやミズバショウから始まり、10月初め頃のエゾリンドウやアキノキリンソウまで季節の花を楽しむことができます。
中でも100万本といわれるズズランの群落は入笠山を代表する花であり見ものです。湿原やお花畑など場所により見られる花もかわります。
山頂の展望も見事ですが、ぜひ花も楽しんでいただけたらと思います。