この夏 八ヶ岳にチャレンジ!

この夏、八ヶ岳や周辺の山々の自然を体験してみませんか?
お一人で、ご家族で、あるいは仲間と一緒に、ぜひ始めてみてください。

八ヶ岳に登ってみよう

登山を何度か経験するとやはりアルプスなどの高い山に登ってみたくなります。八ヶ岳はアルプスとは名前がついていませんが、2,500m~2,900mほどの山々が連なる山域でそこから見る絶景はすばらしいの一言です。
八ヶ岳は標高が高い山であるにも関わらず、アクセスの良さや登山道が多いこともあり、実は登山初心者の方でも挑戦しやすく、安全に楽しめる山なのです。 天候が安定し高山も登りやすい時期です。この夏、八ヶ岳に挑戦してみませんか?
八ヶ岳を楽しむポイントを挙げますので、参考にしていただければと思います。

■初心者の方でも登りやすい
八ヶ岳は標高の高い山でありながら気軽に日帰りで登ることができる山もいくつかあります。標高が高いからといって、実際に登る標高差が大きいというわけでありません。ロープウェイを利用したり、バスや車で標高の高い 登山口まで行くこともできます。
また、登山道も多く、山小屋も多いので、経験や体力に合わせていろいろなコースを楽しめるのが八ヶ岳の特徴です。
ただし、標高が高い山では酸素濃度も平地に比べ少ないため体調がすぐれなかったり、悪天候時の行動は危険なこともあります。慣れるまではできるだけ経験者と同行することをおすすめいたします。

■荒々しい岩峰の多い南八ヶ岳

八ヶ岳の主峰赤岳

八ヶ岳の主峰赤岳。

岩がゴツゴツし荒々しい様相の山が多いのが南八ヶ岳です。主峰赤岳を代表とし、硫黄岳、横岳、権現岳などの山々があります。岩場が多く、クサリ、ハシゴなど注意する箇所もありますが、森林限界を超える山頂、稜線からの展望は格別です。

■コケと針葉樹の森が広がる北八ヶ岳

コケが広がる樹林帯

樹林帯下にはコケが広がる。

荒々しい南八ヶ岳に対し、北八ヶ岳は山頂近くまで針葉樹に覆われ、なだらかな山容の山が多くやさしい雰囲気です。針葉樹の森の下には一面コケが広がり、北八ヶ岳の魅力の一つになっています。
針葉樹の森とコケを楽しみながらゆったりと山を楽しむ... 北八ヶ岳はそんな登山が似合っています。

■高山植物を楽しむ

高山植物

岩の間にさまざまな花が咲くのが八ヶ岳流。

夏は高山植物が多く見られる季節です。八ヶ岳は北アルプス白馬岳、南アルプス北岳と並ぶ高山植物の三大宝庫と言われています。北アルプスのような広大なお花畑はありませんが、花の種類が多いのが特徴です。稜線を歩きながら、たくさんの花を見つけてみませんか。花を見るということを目的にした山歩きも楽しいものです。

初めての八ヶ岳 おすすめの山

今年はコロナウィルスの影響で現時点では山小屋泊のガイドができません。そのため、日帰りコースのみ紹介いたします。

北横岳(日帰り)

北横岳山頂からの展望

北横岳(南峰)からの展望。

当クラブ一番人気の山。
ロープウェイを利用できることが最大の特徴。ロープウェイを下りるとそこはもう標高2,230m。北横岳は標高2,480mなので標高差にして250m、1時間30分ほどの登りです。 もちろん当クラブではゆっくり歩くので、それほどきつくもなくあっという間に到着してしまったというご感想もよくいただきます。山頂からは2,500m級の山ならではの展望が広がります。
6才のお子様のいらっしゃるご家族もご案内したことがあり、ご家族でも楽しめる山です。
近くにある縞枯山や茶臼山も同様にロープウェイを利用して日帰りで登ることができる山です。

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蓼科山(日帰り)

蓼科山の登り

大きな岩がごろごろする蓼科山の登り。

蓼科山も当クラブでは人気の山です。
蓼科山へ登るルートはいくつかありますが、最短コースである七合目登山口から往復するコースがおすすめです。
前半は針葉樹の森歩きが中心。そして蓼科山荘からの後半は大きな岩がごろごろしたところを登ってきます。そして下からは想像もできないようなだだっ広い山頂。もちろん360度の大展望です。
登山口からの標高差は600mほど。少し登りがいがありますが、変化もあり楽しめる山です。

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硫黄岳(日帰り)

硫黄岳の登り

なだらかな稜線を登る硫黄岳。

硫黄岳は八ヶ岳中央部に位置する大きな山です。
なだらかな山容ですが、数百メートルの高低差のある爆裂火口があり迫力満点です。山頂からは赤岳や横岳など八ヶ岳の核心部の山々を間近に見ることができるもの大きな魅力です。 稜線まで比較的短時間で行くことができる桜平からのコースを選ぶと、体力のある方であれば日帰り登山も可能です。

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